鉄スクラップ:2週続伸-台湾・中国向け需要増、輸出価格大幅値上げ

日本鉄源協会(東京都中央区)が日公表 した国内主要3地域での12月第2週の鉄スクラップ平均価格(東京、名古屋、 大阪:標準品 H2)は、1トン当たり3万5851円となり、前週比で481円上 昇した。最高値だった10月第3週以降7週連続で下落していたが、旺盛な輸 出需要を背景に2週連続で値上げとなった。

改正建築基準法に伴う審査の厳格化で住宅着工減と電炉各社の減産が続い ているが「韓国などが輸入している米国産スクラップなどと比べても割安感が 出ており、中国や台湾向け需要が拡大し、市況は底打ちした」(三井物産金属 原料の乗田佐喜夫取締役)との見方が広がっている。

鉄スクラップの輸出指標価格である関東地方の鉄スクラップ事業者団体、 関東鉄源協同組合(東京都品川区)による12日実施した12月契約分の落札価 格は平均3万7250円となり、前月比で1836円の値上げとなった。

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