午後の日本株は輸出中心に安い、消費者金融も下げ-アジア株も大幅安

午後の東京株式相場は、開始後早々に日 経平均株価がこの日の安値となる344円安の1万5700円まで下落する場面が あった。引き続き、米利下げ幅が景気後退を回避するのに十分ではないとの見 方からキヤノン、ホンダ、コマツなど輸出関連株中心に下落。みずほフィナン シャルグループが一段安となるなど、米住宅市場悪化による金融株への警戒か ら銀行株も軟調。

午前の円安傾向がやや一服し、香港ハンセンや台湾加権指数が2%以上下 げるなどアジア株も弱い動きとなっていることも警戒要因。また業種別では、 UBS証券が目標株価を下げた消費者金融株の下げも目立つ。

ただ、この日の安値を付けた後の日経平均は、やや下げ渋る展開だ。

カブドットコム証券の臼田琢美常務執行役は、「利下げが期待ほどではな かったことでショック安状況となっている」と指摘。11月からの戻り局面の中 で、現水準は落ち着きどころの良い株価水準と受け止めている。

午後1時28分時点の日経平均株価は前日比257円44銭(1.6%)安の1 万5787円28銭、TOPIXは21.40ポイント(1.4%)安の1545.62。東証1 部の売買高は概算で13億486万株。値上がり銘柄数は418、値下がり銘柄数は 1184。

一方、昼休み中の東証立会外では約611億円のバスケット取引が成立した。

午後の東証業種別33指数の騰落状況では、値上がり業種が2、値下がり 業種が31。石油・石炭製品、鉱業が高い。半面、銀行、輸送用機器、電気機器、 不動産、機械、電気・ガスが安い。

その他金融が値下がり3位

プロミスなどその他金融株が安い。UBS証券では、消費者金融セクター について中間期は大手4社とも黒字を確保したものの、貸出残高減少は会社想 定を上回っていると指摘。セクターの投資判断「弱気」を確認するとともに、 武富士、アコム、プロミス、アイフルの目標株価をそれぞれ引き下げた。4社 に加えてオリックスやクレディセゾンなども下落し、その他金融は午後の東証 1部業種別下落率で3位となっている。

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