中国投資公司:リターン目標達成に重圧感じる-ゼネラルマネジャー

中国の政府系ファンド、中国投資公司(C IC)のゼネラルマネジャー、高西慶氏は11日、資金調達コストに見合う高リ ターン(投資収益率)を生み出すのは容易ではないとの見解を明らかにした。 CICはいわゆるソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)で、外貨準備から2000 億ドル(約22兆1750億円)を運用する。

中国政府は同日、CIC向けに予定する1兆5500億元(約23兆円)の資 金調達計画の一環として、15年物国債7500億元相当を中国人民銀行に対して 起債した。この15年債の表面利率は4.45%。これに対し、先月起債された同 年限の国債の表面利率は4.66%だった。

高氏は北京での会議で、「中国の外貨準備のリターンはこれまでこの水準に 達したことがない」と指摘し、「これを上回る運用成績を上げられるかどうか分 からない。重圧を感じており、成功するのは容易ではない」と述べた。

CICは、世界最大の外貨準備の投資多様化を目指し、シンガポールの政 府系投資会社テマセク・ホールディングスをモデルに、今年9月に発足した。 正式発足前の5月には米投資会社ブラックストーン・グループの株式9.4%を 30億ドル(約3300億円)相当で取得。ブラックストーンの株価はそれ以来、 3分の2に値下がりしている。

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