ロックフィ株が反落、揚げ物低迷で中間業績が下振れ-減額修正を警戒

総菜の製造、販売店を展開するロック・フ ィールドの株価が前日比22円(1.3%)安の1677円と反落。猛暑でフライ商品 やコロッケの販売が伸びず、2007年10月中間期の連結営業利益は会社計画を 14%下回った。12月の繁忙期を迎え会社側は強気な業績目標を据え置いている が、下振れを警戒した売りが出ているようだ。

ロックフィが11日の取引終了後に発表した10月中間期の連結決算による と、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比24%増の11億4500万円にとど まり、事前の会社計画を2億円弱(14%)下回った。サラダや総菜などを手が ける主力の「RF1」店舗で、フライ商品の販売が同6.3%減の34億円と落ち 込んだことや、「神戸コロッケ」店の売り上げも同2.8%減の20億円になった ことが響いた。総菜屋「地球健康家族」も不採算店の閉鎖などで同19%減の15 億円と低迷した。

同社管理本部経理の伊澤修・グループマネージャーによると上半期の既存 店売上高は同1.6%増。「RF1」の同2.3%増を筆頭に各業態で前年実績を上 回るケースが多いというが、会社側が掲げた4.0%増の目標には届かなかった。

会社側は「クリスマス前後の3日間で3週間分の売り上げを上げる店舗も ある。1年で最も忙しい12月の状況を見極めてから業績予想を修正したい」(伊 澤氏)と説明し、今回は通期(08年4月期)業績予想を据え置いた。営業利益 予想は前期比33%増の30億400万円。

コスモ証券の小川浩一郎アナリストは「各部門のノルマを合算してつくる 業績目標のため、目標が高すぎる。弊社では既存店売上高が2.5%増にとどまる とみて、通期の連結経常利益を27億円と見込んだ」と述べ、業績予想の減額修 正は必至との見方だ。

一方で小川氏は「向こう3年間は5%程度の成長が可能なほか、キャッシ ュリッチで株主還元策の拡充も期待できる」ことから、株価はいずれ2000円近 くまで回復するとみて、投資判断「Bプラス(買い)」を継続した。

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