米H&R:8-10月期は純損失が拡大、住宅ローン部門の清算が影響

米税務サービス最大手のH&Rブロック が11日に発表した2007年8-10月期(第2四半期)決算は、前年同期に比 べて純損失が拡大した。赤字の住宅ローン部門の清算に伴う評価損が響いた。

同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書によると、純損失は 5億230万ドル(1株当たり1.55ドル)と、前年同期の1億5650万ドル (同49セント)の純損失から赤字幅が拡大した。約3億6600万ドル(同

1.13ドル)が非継続事業損失となった。14日までに完全な四半期決算を提出 する予定。

H&Rではサブプライム(信用力の低い借り手向け)住宅金融部門のオプ ション・ワン・モーゲージが5四半期で10億ドルを超える損失を出したため、 マーク・アーンスト前会長兼最高経営責任者(CEO)が11月に辞任。ヘッ ジファンドの運用者で米証券取引委員会(SEC)委員長を務めたことがある リチャード・ブリーデン氏が後任に就任した。1年にわたって進められていた オプション・ワンのサーベラス・キャピタル・マネジメントへの売却は今月4 日に取りやめとなり、620人が削減された。

住宅不況を背景にオプション・ワンの損失が拡大したため、H&Rの株価 は年初来で13%下落している。

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