日経平均は一時16000円割れ、FOMC控え売買閑散-利下げ幅見極め

午後の東京株式相場は伸び悩み、日経平均 株価は心理的な節目である1万6000円を一時下回った。11日開催の米連邦公開 市場委員会(FOMC)の結果を控え、投資家の様子見姿勢が強く、相場全般は 先物主導で動きやすくなっている。三菱UFJフィナンシャル・グループやホン ダ、トヨタ自動車といった銀行や輸出関連株中心の上昇は続くが、上値の重い 展開。東証業種別33指数は、22業種が上昇。

SMBCフレンド証券の中西文行ストラテジストは、「米株高やUBSの資 本増強の実施を好感して買いが先行して始まったが、FOMCで決定される利下 げ幅やその後の声明文を見極めたいとの向きが多く、盛り上がりに欠ける」と指 摘していた。

午後1時47分現在の日経平均株価は、前日比93円16銭(0.6%)高の1万 6017円55銭。TOPIXは同9.14ポイント(0.6%)高の1567.65。東証1部 の騰落状況は値上がり銘柄936、値下がり630。午前は値上がり銘柄数が1200を 超えていただけに、全般的に買いの勢いが衰えていることがうかがえる。

日経平均先物の出来高は25日ぶりに10万枚割れ公算

投資家は積極的な売買を手控えている。東証部午後1時45分現在の出来高 は12億1524万株と、1日を通して活況と言われる20億株を下回る勢い。日経 平均先物12月物は5万4313枚で、活況の目安となる10万枚を下回るペースだ。 10万枚を下回れば、11月5日以来、25日ぶりとなる。

FOMCでの米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ幅などを注目さ れている。ブルームバーグ・プロフェッショナルでFF金利の先物相場から算出、 市場が織り込むFRBの利下げ度合いをみると、11日時点で4.5%から4.25% に0.25%引き下げるとの見方が72%と、1週間前の52%から増加。一方、

4.5%から4.0%に0.5%引き下げるとの見方は28%と、48%から減少している。

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