印中両国は米景気減速から東南アジア守る盾に-インドネシア財務相

インドネシアのムルヤニ財務相は11日、 インドと中国の景気拡大が東南アジアを米景気減速の影響から守る盾になると の見解を示した。インドネシアは来年、10年ぶりの高成長を目標に掲げている。

同相はジャカルタでのインタビューで、インドネシアは2008年に「6.8% を上回る成長率を目標としている」と述べ、「インドと中国はアジアの経済成 長を実際にけん引する上で、かなりの強さを示すだろう」との見方を示した。

インドと中国の需要でパームオイルや石炭など商品価格が急騰するなか、 インドネシア経済は1997-98年のアジア金融危機以来で最も速いペースで成 長している。今年10月の輸出は過去最高に達した。中国への輸出が22%増と 急拡大した一方で、対米輸出の伸びは5%にとどまっている。

マンディリ証券のエコノミスト、アルディアン・タロプトラ氏は「インド ネシアのアジア向け輸出は中国向けを中心に増加しており、それにより米景気 減速の影響が緩和されるだろう」と述べた。

ただ、米国は依然として、インドネシアにとって2位の輸出市場で、米企 業は今年1-9月期に94億ドル(約1兆500億円)相当の財(石油除く)を 輸入している。同期の中国の輸入は54億3000万ドルだった。インドネシアに とって最大の市場である日本は、同期の輸入額が113億ドルに上ったものの、 米景気減速の影響が出始めている。

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