アジア株:上昇、米景気見通し改善で-三菱UFJなど銀行株高い

11日のアジア株式相場は上昇している。10 月の米中古住宅販売成約指数が予想外に前月比プラスとなったことで、同国の景 気見通しが改善した。三菱UFJフィナンシャル・グループが高い。

韓国最大の銀行、国民銀行や英銀HSBCホールディングスなど金融株が上 昇。スイスの銀行UBSや米S&L(貯蓄・貸付組合)大手ワシントン・ミュー チュアルが増資計画を発表したことが好感された。サンフンカイ・プロパティー ズなど香港の不動産株も買われている。この日開催される米連邦公開市場委員会 (FOMC)で利下げが決まった場合、香港の銀行も追随するとの観測が広がっ た。

ハンフア・インベストメント・トラスト・マネジメント(ソウル)で60億 ドル相当の資産運用に携わるパク・セイック氏は、「金融業界に関するプラスの ニュースは、銀行が依然他の業界よりも高い配当を支払っているということを思 い起こさせてくれる」と指摘し、「金融システムへの一層の流動性供給のため利 下げが見込まれており、利下げは米景気拡大の維持にも役立つ可能性がある」と 述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後1時51分現在、前日比0.8%高 の164.76。日経平均は0.5%高の1万5980円33銭。

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