スパクスG阿部社長:有望投資先はアジア重視の日本企業-成長余地大

アジア最大のヘッジファンドを手掛けるスパー クス・グループの阿部修平社長(53)は、アジア地域を重視する国内企業が投資先と して有望との見解を示した。事業基盤を日本からアジアまで広げられる企業は成長余 地が大きいと評価している。スパクスGとしてもアジア投資で運用資産拡大を目指す。

ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで阿部社長は、グローバル化は日本 企業の課題とした上で「これからの5年や10年、高齢化の日本だけでは企業は成長で きない」と指摘した。このためにアジア進出が必要として「アジア市場の主役は日本 企業、そうした企業のナビゲーター、水先案内人になりたい」との考えを示した。

投資企業の具体像については、アジアで信頼されるブランド力を持っている企業 としてソニーなどを例示した。インタビューは4日に都内で行った。

スパクスGの運用資産は9月末で1兆6854億円と日本株苦戦で前年比7.5%減っ た。日本株投資のスパークス・アセット社が20%減だった一方、韓国株投資のコスモ 社は74%増だった。アジア全体を見渡した投資で資産回復・拡大を目指す意向だ。

スパクスGの収益については、今期(2008年3月期)純利益は前期を下回らない との見通しを示した。韓国株が良好な上にアジア株投資の含み益が大きい。阿部社長 は「最低でも昨年並みの配当をすることは経営者として重視している」とも述べた。

--共同取材 東京 山崎朝子 Editor : Kenshiro Okimoto、Yoshito Okubo

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