米フロリダ州のブローカーに2年間の保護観察処分-インサイダー取引

米大手証券モルガン・スタンレーのコンプ ライアンス(法令順守)担当幹部から入手したインサイダー情報で不当な利益 を上げた罪で有罪を認めたフロリダ州のブローカー、マーク・ジャーマン被告 (32)に、ニューヨーク州南地区連邦地裁のトーマス・グリーサ判事は10日、 2年間の保護観察処分を命じる判決を言い渡した。

ジャーマン被告は、計1500万ドルの不正利益を生み出した5年間にわたる 複数のインサイダー取引事件で3月までに訴追された計13人の被告の1人。こ れまでに9人が有罪を認めている。

連邦検察当局によると、モルガンの元コンプライアンス担当幹部のランデ ィ・コロッタ被告は、ペン・ナショナル・ゲーミングによるアーゴシー・ゲー ミング買収(2004年発表)とアドビ・システムズによるマクロメディア買収(05 年発表)などの案件に関する情報を、公表前に夫のクリストファー・コロッタ 被告とジャーマン被告に伝えた。

ジャーマン被告の弁護士ジョナサン・ハルパーン氏は「米政府は書簡で(ジ ャーマン被告の)捜査への協力が『並外れて大きかった』と指摘した。裁判所 も今回の判決によって政府の指摘を追認した」と述べた。

グリーサ判事は保護観察処分に加え、制裁措置としてジャーマン被告に3 万8685ドル(約430万円)の支払いを命じた。

現在ニューヨーク州で家族経営の仕事に従事している同被告はコメントを 控えた。

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