11月の中国CPI、過去10年で最大の伸び-食品・燃料値上がり(2)

中国国家統計局が11日発表した11月の消 費者物価指数(CPI)は、前年同月比6.9%上昇と、10月の同6.5%上昇か ら加速し、ほぼ11年ぶりの高い伸びになった。

中国経済を落ち着かせるためには、より強い人民元が必要とするポールソ ン米財務長官の主張を裏付けるような統計内容になった。ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミスト21人の予想中央値は、同6.5%上昇だった。

食品や燃料が大きく値上がりしているのに加え、2007年1-10月期の貿 易黒字が2120億ドル(約23兆6900億円)と、過去最高に達したことから、 中国政府はインフレと景気過熱が最大の懸念材料としている。ポールソン長官 は米中戦略経済対話の3回目の会合のため、10日遅くに北京に到着した。

JPモルガン・チェースの中国担当主任エコノミスト(香港在勤)、フラ ンク・ゴン氏は「人民元上昇の加速は、中国が抱える過剰流動性やインフレ圧 力増大の問題に対処する上で最も効果的な手段」と述べた。

11月は食品価格が前年同月比18.2%上昇。10月の同17.6%上昇から伸び が加速した。豚肉不足で食肉価格が上昇している。

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