財務次官:今年度補正予算の規模を現段階で申し上げるのは難しい(2)

津田廣喜財務事務次官は10日夕の定例記者 会見で、2007年度補正予算の規模について、「税収の動向や災害などの追加財政 需要の規模など議論中だ」としたうえで、「今日の段階で申し上げるのは難しい」 との認識を示した。一方で、補正編成にともなう新規国債発行は回避する方針を あらためて明確にした。

財務次官は「07年度の税収が当初予算で見積もった金額(約53.5兆円)を 下回る可能性があり、財政事情は近年になく厳しい」と強調。歳出については「災 害復旧や(社会保障関係費など)義務的経費の支出などやむを得ない追加財政支 出については適切に対応する必要がある」と述べた。

また、新規国債発行については「追加の国債発行はやらないという方針を基 本にして補正予算の編成に当たる」と語った。今臨時国会(会期末12月15日) が再延長された場合の08年度予算編成への影響については「年内に予算を編成し、 なるべく早く予算を国会に提出し議論をしていただくことが必要だ」と述べ、「越 年予算」は想定せず、年内編成を前提に作業に取り組む考えを示した。

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