10月米中古住宅成約指数、1%低下し過去最低へ-ブルームバーグ調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関23社を対象に実施した調査の予想中央値によると、10日発表される10月の 中古住宅販売成約指数は前月比1%低下し、2001年の統計開始以来最低となっ たもようだ。住宅市場の一段の悪化を示唆するとみられる。

同指数は8月に統計開始時以来の最低を記録した後、9月には予想に反し て上昇していた。住宅ローン不履行や住宅差し押さえが急増するなか、住宅購 入予定者の一部が融資を受けることが一段と難しくなっている。米金融当局者 は、信用市場混乱が貸し付け抑制につながるとの懸念を表明しており、11日の 連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げが予想されている。

ワコビアのエコノミスト、アダム・ヨーク氏は「住宅ローンの条件は9月 よりも悪く、購入希望者の重荷になっている」と指摘。「11月になっても好転 したようには思えない」と述べた。

中古住宅販売成約指数は、全米不動産業者協会(NAR)が午前10時 (ワシントン時間)に発表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは前月比 3%低下から同1.8%上昇まで。NARは同日、今年と2008年の住宅市場の最 新の見通しも発表する。

NARは中古住宅販売成約指数を05年3月から発表し、集計自体は01年 2月から行っている。同指数は売買契約が署名された段階の件数を示している ため先行指標と考えられている。NARが発表している中古住宅販売件数は、 主に売買手続きが完了した時点の件数で、通常、契約署名から1、2カ月後に なる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE