アジア株:4日ぶり反落、原油安など響く-ペトロチャイナが安い

10日のアジア株式相場は、4営業日ぶ りに反落。ペトロチャイナ(中国石油)が下げをけん引している。原油相場の 下落と中国の預金準備率引き上げが響いた。

時価総額で世界最大の企業、ペトロチャイナは、ここ2週間で最大の下げ となった。ニューヨーク原油先物相場は10日の時間外取引で一時、1バレル =88ドルを下回った。

米シティグループが出資する上海浦東発展銀行は1週間ぶり安値を付けた。 11月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の増加が予想を上回り、米金融当局 が11日に0.5ポイントの利下げを実施する可能性が低下したことも株価下落 の要因となった。

バンクインベスト・グループで10億ドル相当の資産運用に携わるスー・ イセン氏(シンガポール在勤)は中国の預金準備率引き上げについて、「中国 の一部の経済分野で過熱の危険があり、景気拡大を沈静化しようとする新たな 措置の1つだ」と指摘。また、米金融政策にも触れ、「市場ではこれまで0.5 ポイントの米利下げ観測が強まっていたが、この見地からすると、失望しやす いだろう」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間正午現在、前週末比0.2%安。過 去3営業日で1.4%上昇していた。日経平均株価は前週末比0.5%安の1万 5871円20銭で午前の取引を終えた。

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