ブラックストーンと中国投資公司、豪リオに買収提案か-テレグラフ紙

英紙デーリー・テレグラフ(オンライン 版)は10日、米買収ファンド大手ブラックストーン・グループが英・オースト ラリア系鉱山会社リオ・ティントへの買収提案を計画しており、中国投資公司な どと組む可能性があると報じた。情報源は明らかにしていない。

同紙によると、ブラックストーンは現在、リオへの提案に向け買収連合をま とめているところで、同連合には中国投資公司が含まれるもようだ。ブラックス トーンは既に買収を担当する弁護士を選任。現在、複数の銀行やPR会社と協議 中だという。リオには同業世界最大手の豪BHPビリトンが買収を提案している。

5月にブラックストーンの株式9.4%を30億ドル(約3350億円)で取得 した中国投資公司は今月、リオへの買収提案の可能性を否定している。BHP によるリオの買収が実現すれば、銅や鉄鉱石、石炭の供給が寡占化し、資源確 保を目指す中国企業は世界的な買収に一段と乗り出す可能性がある。

コンステレーション・キャピタル・マネジメント(シドニー)で14億ドル 相当の運用に携わるピーター・チルトン氏は「現在は様々なうわさが飛び交っ ており、何一つ確かなことはない」と語った。

10日の豪株式市場で、リオの株価は一時、前週末比2.40豪ドル (1.7%)高の147.88豪ドルを付けた。シドニー時間午後零時25分(日本時 間午前10時25分)現在、146.80豪ドルで推移している。一方、BHPは

0.4%高の43.69豪ドル。

テレグラフによれば、ブラックストーンは、リオによる10月のカナダの アルミニウムメーカー、アルキャンの381億ドルでの買収の撤回や、リオの 1100億ドル規模の鉄鉱石事業の売却を模索する可能性もあるという。

中国投資公司の広報担当リウ・ホイ氏とBHPビリトンの広報担当サマン サ・エバンス氏は共に同報道に関するコメントを控えた。リオの広報担当、アマ ンダ・バックリー氏は、「市場のうわさや憶測にはコメントを控えたい」と語っ た。ブラックストーンの広報担当ジョン・フォード氏もコメントを控えた。

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