11月の中国PPI:前年同月比4.6%上昇に加速-原油高騰で(2)

中国国家統計局が10日発表した同国の 11月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比4.6%上昇と、ここ2年余り で最も高い伸び率となった。エネルギー価格の上昇が要因。

11月のPPI上昇率は、10月(前年同月比3.2%)から加速するとと もに、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト16人の予想中央値 (同3.5%)を上回った。これでPPIが加速したのは4カ月連続。

中国のインフレ率は約10年ぶりの高水準にあり、中国国家発展改革委員 会(発改委)は9日、同国が2008年に一段のインフレ上昇に向けた「大き な」圧力に直面すると警告した。原油のPPIは11月に前年同月比22.6%上 昇と、10月(4.2%上昇)から加速した。

JPモルガン・チェースのエコノミスト、王黔氏(香港在勤)は、「原油 高は引き続き中国のインフレリスクとなるだろう」と指摘した。

ブルームバーグ・ニュースのまとめたエコノミスト調査によれば、中国の 11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.5%上昇と、10月と同じ伸 び率が見込まれている。発表は11日現地時間午前10時(日本時間同11時)。

コアパシフィック山一インターナショナル(京華山一国際)のエコノミス ト、ヘンリー・リー氏(香港在勤)は、「大幅上昇につながった最も重要な要 因は原油価格だが、鉄鉱石や銅など原材料の価格も上がっている」と述べ、 「これはCPIの数字に直結するだろう」との見方を示した。

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