ドクターC株が反落、通販低調で第1四半期2.8%増収-成長鈍化懸念

スキンケア化粧品の製造・販売などを手掛 けるドクターシーラボの株価が前週末比1000円(0.6%)安の18万円と反落。 広告宣伝費の抑制やコスト管理の徹底などで利益は確保しているが、通信販売 が低調で売り上げの成長モメンタム(勢い)が弱まっているため、売りが優勢 となった。

ドクターCが前週末7日に公表した第1四半期(2007年8-10月)の連結 業績によると、売上高は43億円、営業利益は4億7000万円で、営業利益率は

10.9%となった。前期は6カ月の変則決算だったため単純な比較はできないが、 07年1月期の第3四半期(06年8-10月)と比較すると2.8%増収の11%減益 となり、通販事業の低調ぶりが際立つ内容。同社は過去2期にわたり10%超の 増収を継続していた。

ゴールドマン・サックス証券の田中克典アナリストは10日付の投資家向け メモで、「売り上げが2.8%増と低い水準の伸びにとどまっていることや、中で も通販チャネルが同2.2%減と低迷している点を問題視している」との見解を示 し、目標株価16万2000円と、投資判断「売り」を継続した。

一方、ドクターC側では、第1四半期は計画通り順調だったと説明したい えで、「第2四半期(11月-08年1月)は年間を通じて伸びが大きい季節。冬 場で乾燥するため保湿商品の需要が増える」(同社の平山和佳子・株式担当) としている。

会社側の今期(08年7月期)業績予想は、連結売上高が217億円、営業利 益が34億円、1株利益(EPS)が6914円37銭。高級品「ジェノマー」の売 れ行きは順調で、「特に関西で売れ行きが良い」(平山氏)という。

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