香港株(終了):ハンセン指数、8日ぶり反落-銘柄入れ替え控え売り

香港株式市場では、ハンセン指数が8営業日ぶ りに反落した。ハンセン指数の構成銘柄に新たに3銘柄が追加されるのを控えて、 チャイナ・モバイル(中国移動)を中心に同指数への寄与度が低下する現構成銘柄 が売られた。

ハンセン指数の構成銘柄に、中国最大の石油・天然ガス会社、ペトロチャイナ (中国石油)と国内最大の石炭会社、中国神華能源、中国建設省が経営権を持つ香 港の不動産開発会社、中国海外発展の3銘柄が新たに追加される。

UOBケイ・ヒアンの機関投資家向け営業部門ディレクター、スティーブン・ レオン氏(香港在勤)は、「構成銘柄の変更により、市場関係者はチャイナ・モバ イルを売る一方で、HSBCホールディングスに買いを入れた。一部ファンドがハ ンセン指数を指標として用いている」と指摘。同氏はまた「ファンドは通常、取引 終了前の5-10分前にこうしたことを行うが、新たに加わる3銘柄がかなり大き いために今回は早めに行った」と述べた。

ハンセン指数構成銘柄の変更はこの日の取引終了後に実施される。これを受け て、350億香港ドルのトラッカー・ファンド(香港)などのファンドは指標に反映 させるために保有率の調整を進めた。

ハンセン指数は前日比716.45ポイント(2.4%)安の28842.47で終了した。 ハンセン中国企業株(H株)指数は1%安の17619.03。

利用者数で世界最大の携帯電話サービス会社、チャイナ・モバイル(941 HK) は3.40香港ドル(2.3%)下げ142.30香港ドル。ハンセン指数の構成銘柄追加に より、チャイナ・モバイルの同指数への寄与度は15.01%から13.07%に低下する。

英銀HSBC(5 HK)は3.10香港ドル(2.3%)高の136.70香港ドルと、10 月29日以来で最大の上げとなった。ハンセン指数への寄与度が13.06%から15% に高まることから、現構成銘柄の中で唯一上昇した。

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