米住宅市場の低迷は08年も続く、「救済策は不十分」-JPモルガン

JPモルガン・チェースは米住宅建 設業者株価の6日の大幅上昇について「見当違いの楽観によって誘発さ れたもの」と指摘した。ブッシュ米大統領が同日発表した一部住宅ロー ン金利の凍結計画でも、2008年の住宅ローン関連の損失拡大を回避でき ないとの見方を示した。

米住宅建設最大手のレナーと米住宅建設3位のパルト・ホームズが けん引し、S&P500種の住宅建設株価指数は6日、前日比13%上昇と、 1989年以来の大幅な上昇となった。

JPモルガンのアナリスト、マイケル・リホート氏は、サブプライム 救済計画について、「08年の住宅市場の状況が07年より悪化することを 防げるほど十分に広範囲にわたるものではない」と指摘。「支援対象資格 のあるサブプライムに実際に計画を適用するのは難しいだろう」と述べた。

同氏はさらに、全米抵当貸付銀行協会(MBA)が6日発表した統 計で7―9月期(第3四半期)の住宅ローン返済遅延率が1986年以来で 最高となったことを引用し、米住宅市場の底入れには今後3-6か月か かる可能性があると指摘した。

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