韓国中銀:政策金利を5%で据え置き、景気減速懸念で-予想通り

韓国銀行(中央銀行)は7日の金融政策決 定会合で、政策金利である翌日物コールレートの誘導目標を6年ぶり高水準の 5%で据え置くことを決定した。米住宅不況や原油価格高騰の影響で、韓国で は景気減速の恐れが出ている。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト14人を対象にまとめた調査では、 全員が据え置きを予想していた。

韓国中銀は最近の国際金融市場の混乱の景気への影響を見極めるため、今 年9月以来政策金利を据え置いている。同中銀は今週発表した経済見通しで、 輸出減速を受け、2008年の韓国経済成長率が4.7%と、今年の4.8%(見込み) から鈍化するとの見解を示していた。

シティバンクのエコノミスト、オ・スクテ氏(ソウル在勤)は「韓国銀行 が近い将来、容易に利上げできないことが一段と明白になったようだ」と指摘。 その上で、「国際金融市場での混乱長期化と、最近の国内債券市場でのパニッ ク売りは当局者にとって頭痛の種だ」と述べた。

住宅不況を発端とする米景気悪化が世界の経済成長を抑制するとの懸念か ら、世界の信用・株式市場は不安定になっている。韓国の国債利回りは先週、 5年ぶりの高水準に上昇し、韓国株の指標となる韓国総合株価指数は10月31 日に過去最高値に達して以来、5.2%下落している。外国為替市場で、ウォンは ドルに対し10月末以来で2.3%下落し、騰落率はアジア通貨中で最悪となって いる。

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