第一生命:株式会社に転換、2010年上場へ-株式交換でM&A可能に

第一生命保険は2010年度上期をめどに、 相互会社から株式会社に転換し、株式を上場する検討に入った。少子高齢化に より国内保険市場が縮小するなか、株式会社化により事業再編や株式交換によ るM&A(合併・買収)を機動的に進め、将来の成長を狙う。

こうした方針は広報部の石附賢実氏が6日明らかにした。第一生命は、こ れまでに銀行窓販専門子会社である第一フロンティア生命保険を設立、ベトナ ムの生命保険会社を買収するなど、事業の複線化を進めてきた。今回は持ち株 会社への移行も想定しているという。

同社の保険契約者は850万人で、株式は保険契約の状況により、契約者に 割り当てる。時価総額は2兆-3兆円となる予想で、NTT(2兆2000億 円)、NTTドコモ(2兆1000億円)に次ぐ規模の新規株式公開(IPO) になるもよう。市場放出される株式は1兆円超となる見込み。

株式会社化や上場方針は6日付の日本経済新聞夕刊が先に報じていた。I POでは野村証券を主幹事に指名する方針としている。

これまでに主要生保では大同生命が2002年4月、太陽生命が2003年4月 に株式会社に組織変更し東証1部に上場した(現T&Dホールディングス)。 また、三井生命が2004年4月に株式会社に転換している。

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