米GM、中国で最大50億ドル規模の投資を計画-需要拡大に対応

自動車メーカー最大手、米ゼネラル・モー ターズ(GM)の中国部門プレジデント、ケビン・ウェール氏は、中国で「近い 将来」に最大50億ドル(約5550億円)規模の投資を計画していることを明らか にした。世界で最も急速に拡大している主要市場の中国でシェア拡大を目指す。

ウェール氏は5日、上海でインタビューに答え、GMが向こう3-5年間で 年間10億ドル規模の投資を行うと述べた。資金は乗用車やエンジンの開発、生 産設備、技術サポート、アフターサービス、インフラ整備に充てられる。

2008年、中国ではGMの「キャデラック」、「ビュイック」、「シェビ ー」、ミニバン「五菱」の合計販売台数が100万台を超えると見込まれている。 販売台数は10年間で150倍余りの増加となる。トヨタ自動車やドイツのフォル クスワーゲン(VW)も、中国での販売拡大を狙い、生産能力の増強に取り組ん でいる。

調査会社グローバル・インサイトのアナリスト、アシュビン・チョータイ氏 (ロンドン在勤)は「この年間10億ドルの投資をもってしても、中国でトップ の座を維持するのは依然厳しいだろう」と指摘し、「中国は世界で最も重要な戦 略的市場になってきており、競争力維持のため各メーカーは投資を行うことが不 可欠だ」と述べた。

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