エルピーダ株が一時ストップ高、市況改善評価で3カ月ぶり高値へ戻す

DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き 込み読み出しメモリー)専業メーカーのエルピーダメモリの株価が、一時制限 値幅いっぱいのストップ高水準となる前日比500円(13%)高の4340円まで 大幅連騰。DRAM市況の改善を背景に買いを集めており、およそ3カ月ぶり の高値水準を回復した。ニコンや東京エレクトロンなど半導体製造装置メーカ ーもつれ高。

大和総研の佐藤雅晴アナリストは、DRAM価格の上昇でエルピーダ株価 にも「底打ち感」が出ていると指摘。ブルームバーグ・データによると、容量 512メガビットの「DDR(ダブル・データ・レート)2型」と呼ばれるDR AM1個当たりのスポット市況は11月下旬に入って1ドル割れし、0.92ドル 近辺まで下げた。しかし、今月に入ってからは持ち直しており、5日は0.96 ドル近辺だった。

坂本社長「来年は良くなる」、セミコンJで発言

また、エルピーダの坂本幸雄社長は5日開幕した半導体産業の見本市「セ ミコン・ジャパン」で、「来年の半導体市況はかなり良くなると思う。むしろ 今年の方が厳しかった」とコメント。さらに来年の展望として、「提携先の台 湾のパワーチップ・セミコンダクター(PSC、力晶半導体)との連合で、必 ず世界ナンバーワンになる」との意気込みを示していた。

この日は全般的に半導体関連銘柄が高く、前日の米国株式市場における関 連銘柄の上昇も追い風となっている。5日の米市場では、トーマス・ウィーゼ ル・パートナーズのアナリストが、2008年のパソコン需要の拡大見通しから、 半導体最大手インテルの株式投資判断を「マーケットウエート」から「オーバ ーウエート」に引き上げた。インテル株は前日比3.5%高、フィラデルフィア 半導体株(SOX)指数は2.5%高と急伸した。

--共同取材:中島 三佳子 近藤 雅岐   Editor:Shintaro Inkyo

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