電気化学工業など5社に制裁金2.43億ユーロ、価格操作-欧州委(2)

欧州連合(EU)の競争法規制当局である 欧州委員会は5日、ダイビング機材や靴底などに使用される合成ゴムをめぐり価 格カルテルを結んだとして、電気化学工業や東ソー、伊石油大手ENIなど5社 に対し計2億4300万ユーロ(約394億円)の制裁金を科した。

制裁金の内訳はENIが1億3220万ユーロ、電気化学工業が4700万ユー ロ、東ソーは480万ユーロ。このほか米化学大手のダウ・ケミカルとデュポンが 設立した合弁会社に対して5930万ユーロが科された。ゴム生産に使用する化学 品をめぐる価格カルテルで欧州委が企業に制裁金を科すのは過去2年間で今回が 3度目。

EUによると、今回制裁金を科された化学企業は少なくとも1993年から 2002年にかけてクロロプレンゴムの価格でカルテルを結んでいた。

東ソーの広報担当、池田悦哉氏は、同社がEUの決定をよく検討してから適 切な措置を講じると述べた。

一方、電気化学工業の広報担当への取材ではコメントが得られなかった。

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