ヘッジファンドにサブプライムの打撃、準備不足が要因-業界調査

今年のサブプライム(信用力の低い個人向 け)ローン問題に起因した信用市場の混迷に対し、ヘッジファンドの準備は不 十分だったため、打撃を受けたとの見方が業界団体の調査で示された。

スイスのジュネーブで5日開かれたGAIMインベストメントカンファレ ンスでの調査結果によると、回答者の約44%が米国での記録的な住宅ローンデ フォルト(債務不履行)が世界的な信用市場の混迷と株安を招き、それに伴い ヘッジファンドが「打撃を受けた」とみている。約39%はヘッジファンドが 「力を増した」と見ており、17%は「変化なし」と答えた。

米シティグループで代替投資のマネジングディレクターを務めるフィリッ プ・アンカー氏は、「多くの顧客は、ヘッジファンドが8月の市場の混迷と動 きを共にしたことに失望した。これはおそらく、市場参加者が考えていたほど ヘッジファンドはヘッジ策を取っていなかったことを浮き彫りにしている。こ れを警鐘と受け止める必要がある」と語った。

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