オーストラリア中銀、当面の金利据え置きを示唆-豪ドルは大幅安

オーストラリア準備銀行(RBA)は5日、 信用市場の混乱が世界の成長を鈍化させるとともにオーストラリアのインフレ を沈静化させる公算があるとの見解を示した。来年初めの追加利上げの観測が 後退し、豪ドルは大幅安となった。

RBAは5日、政策金利を11年ぶり高水準の6.75%に据え置いたと発表し た。従来の慣行を破り、据え置きにもかかわらず声明を発表した。スティーブ ンス総裁は声明で現行の金融政策を「当面」維持するべきだとの考えを示した。

この日発表された2007年7-9月(第3四半期)の豪経済成長率がアナリ スト予想を下回ったことも、豪ドル下落につながった。

オーストラリア・ニュージーランド銀行の為替ストラテジスト、トニー・モ リス氏は「声明のトーンは利上げへの圧力後退を感じさせた。早期利上げへの 期待は弱まるだろう」と述べた。

シドニー時間午後2時6分(日本時間同零時6分)現在、豪ドルは1豪ド ル=0.8720米ドルと、中銀の発表直前の0.8440米ドルやアジア時間4日遅くの

0.8756米ドルに比べ下落。

RBAは、利上げと市場環境による資金コスト上昇が「今後、民間部門の 需要抑制につながるだろう」との見解を示した。

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