11月の英消費者信頼感:04年以来で最大の低下-ネーションワイド

英住宅金融大手ネーションワイド・ビルデ ィング・ソサエティが5日発表した11月の英消費者信頼感指数は、少なくとも この3年で最大の低下となった。借り入れコストと物価の上昇で、消費意欲が 減退した。

消費者信頼感指数は86と、前月から12ポイント低下し、2004年5月の 統計開始以来で最大の下げとなった。消費者の支出意欲を示す消費指数は前月 比14ポイント低下の63で、過去最低。

同統計は消費者の悲観的観測が11月に強まったことを示唆する2番目の 指標。米サブプライム(信用力の低い個人を対象とする)住宅ローン市場低迷 の波及で、過去最高水準の債務を抱える英国民の信用コストは上昇した。エコ ノミストは、インフレ懸念からイングランド銀行が6日の政策決定会合で政策 金利を5.75%で据え置くと予想している。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、フィンヌーラ・アーリー氏は「信 用収縮の影響をめぐる不透明感に石油や食料品の高騰が重なり、雇用や将来の 経済状況に関する景況感に影響しているようだ」と指摘。「消費者が家計の引 き締めを考慮するのは当然だ」と述べた。

同社によれば、消費者信頼感指数は2月以来の低水準となった。現在と将 来の景気の見方に関する2つの指数も低下した。同統計はネーションワイドの 委託を受けた市場調査会社テーラー・ネルソン・ソフレスが今年10月22日か ら11月18日に、1001人を対象に実施した調査を基にまとめた。

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