米上院銀行委員長、ゴールドマンのサブプライム事業について説明求め

米上院銀行住宅都市委員会のドッド委員長は4日、 ポールソン米財務長官に、同長官が最高経営責任者(CEO)を務めていた証券大手 ゴールドマン・サックス・グループの米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅 ローン関連事業について説明を求めた。

民主党の大統領候補指名を目指すドッド委員長は4日声明を出し、2日付の米紙 ニューヨーク・タイムズに掲載されたベン・スタイン氏のコラムで取り上げられたゴ ールドマンに関する問題について、「深く憂慮している」と述べた。

コラムは、ゴールドマンがサブプライムローンを裏付けとした証券を販売すると 同時に同様の証券の値下がりで利益の出る取引をしていたと指摘していた。ポールソ ン長官は、1999年から昨年現職に就くまで、ゴールドマンの会長兼CEOを務めてい た。

ドッド委員長は「問題の時期にゴールドマンのトップだったポールソン長官がス タイン氏のコラムによって提起された疑問に答えるのが、危機解決に向けた最善の道 だと思われる」として、「説明がなければ、より正式な調査につながる可能性がある」 との見解を表明した。

財務省の報道官ミシェル・デービス氏は、ポールソン長官は民主・共和「両党の メンバーとともに、苦境にある住宅保有者の救済に向け作業を進めている。全員が今、 注力するべきことはこれだ」と述べた。

ゴールドマンは同業他社と異なり、住宅ローン危機の中でも利益を伸ばしている。 同社の広報担当者、マイケル・デュバリー氏はドッド委員長の要請について、「当社 が不適切な行動を取ったという仮定は100%間違っている」とコメントした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE