伊藤忠:独BASFから、飼料用化学工場買収-穀物高騰で需要増

伊藤忠商事は4日、独化学大手BASFの日本法 人から、飼料用添加物を製造する国内の化学品工場を2008年3月までに買収すること で合意したと発表した。穀物価格が高騰するなか、効率的に家畜の発育を促すことが できる「畜水産用プレミックス」と呼ばれる添加物の需要が拡大すると判断した。

買収するのは1999年にBASFが武田薬品工業から取得した茨城県神栖市の工場。 買収金額や生産規模は公表していないが、伊藤忠側は今回の買収で3年後に年間40億 円の売り上げを目指すとしている。2-3年後をめどに、アジア域内でも同種の工場 設立を検討する。

BASFはことし2月、ビタミン剤や酵素などの事業に経営資源を集中するため、 畜水産用プレミックス事業からの撤退を発表し、全世界23カ所の工場を蘭ニュートレ コ社などに順次売却しつつあり、今回の売却もその一環となる。

伊藤忠商事の株価終値は前日比59円(5.2%)安の1067円。

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