米シティ:サブプライム取引、損失は利益を大幅に上回る-欧州責任者

米シティグループの欧州マーケット・銀行 部門の最高経営責任者(CEO)、ウィリアム・ミルズ氏は英議会の財務委員 会で証言し、過去4年に米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン 関連証券で得た利益よりも損失の方が大きいと述べた。

同氏は債務担保証券(CDO)などを取引している顧客には「十分な情 報」を提供したとしながらも、シティの信認に傷が付いたと話した。さらに、 「この分野で過去数年にわたって得た利益よりも損失の方がはるかに大きい」 と証言した。

シティグループはサブプライム関連の損失で10-12月期(第4四半期) の利益が最大70億ドル(約7681億円)押し下げられるとの見通しを示し ている。

ゴールドマン・サックス・グループでリスク管理部門のマネジングディレ クターを務めるジェラルド・コリガン氏も証言。「投資の一部をヘッジしたこ とが功を奏した」と述べ、「損益両方をみた場合、当社は恐らく利益を得てい る」との見解を明らかにした。

コリガン氏はサブプライム危機のような波乱は銀行が回避しようといかに 懸命に努力しても、今後も起こり得ると予想。「周期的に混乱が生じることは 自然の摂理で、悲しい真実だ」と語った。

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