トヨタや独ダイムラーの株価上昇へ、高級車戦略と生産性向上-UBS

スイスの銀行大手UBSのアナリストらは 4日、顧客向けリポートで2008年の自動車株について、独ダイムラーやトヨ タ自動車、米ゼネラル・モーターズ(GM)の株価が市場のパフォーマンスを 上回る可能性が高いと述べた。いずれも生産性が向上し、高級車の販売が拡大 するとの見方が背景だ。

UBSのマックス・ウォーバートン氏とアバネシュ・アキラ氏のリポート によると、ダイムラーとトヨタ、GMの株価は現在の水準から30%以上値上が りする可能性がある。両アナリストはまた、スポーツ車メーカーの独ポルシェ を2008年の「トップ銘柄」に指定していると述べた。

ダイムラーは高級車に注力し、トヨタは生産性向上に努めていることから、 両社は他社に比べて業界全体の不振に影響されにくいと同アナリストは指摘す る。GMは米国への依存度を引き下げており、ポルシェは2013年までの為替 変動に伴う影響に備えているという。

同アナリストはリポートで、「当社は欧州自動車セクターのなかではダイ ムラーが景気動向により影響を受けにくい株の一つとみている。トヨタの強み は最先端の研究開発や非常に効率的で質の高い生産工程、さらに単なる値下げ というよりもトヨタと部品業者の協力による本質的なコスト削減にある」と述 べた。

株価見通しについては、ダイムラーは90ユーロ、トヨタは8900円、GM は48ドルまで上昇すると予想している。ポルシェについては1900ユーロをつ ける可能性があるという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE