米ブラックロック、解約相次いだフロリダ州投資基金の資産分割を提案

米フロリダ州政府が運用する投資基金で解 約が相次いだ問題で、同州のアドバイザーを務める投資会社ブラックロックは 3日、同基金の存続を図るため、資産の分割を提案する方針を示した。

同投資基金ではサブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関連投 資のため資産が劣化したことが明らかになり、270億ドル(約3兆円)の運用 資産のほぼ半分が解約された。同州当局は11月29日に解約を凍結。ブラック ロックをアドバイザーに起用した。

ブラックロックのキャッシュマネジメント事業の最高執行責任者(CO O)、サイモン・メンデルソン氏は、同投資基金に資金を預ける州内の学校や 自治体の当局者と3日に会合を開き、現在残っている運用資産140億ドルの約 86%を、損失や債務不履行(デフォルト)のリスクがない「ファンドA」の区 分とする提言を行うと説明した。残る14%は「ファンドB」に入れるという。

メンデルソン氏とともに会合で説明したバーバラ・ノビック同社副会長は 「ファンドAを真にクリーンな資産にしたい」と指摘。「われわれはそれをマ ネーマーケット・ファンド(MMF)として運用したい」と述べた。

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