ボストン連銀総裁:米経済、潜在成長率を大幅に下回るペースで推移へ

米ボストン連銀のローゼングレン総裁は3 日、今後2四半期の米経済は長期的な潜在成長率を「大幅に下回る」ペースで 推移するとの見通しを示し、住宅差し押さえが拡大する可能性を指摘した。

同総裁はボストンで開かれた講演で、「今のところ、向こう2四半期の景 気拡大のペースは潜在成長率を大きく下回るとみている。それ以降は来年末に かけて、経済は徐々に回復するだろう」と語り、「調査結果によると、住宅差 し押さえ問題はさらに悪化する見通しだが、それは住宅価格が今後、どれほど 下落するかにかなり左右されるだろう」と続けた。

ローゼングレン総裁は、金融政策には言及しなかった。

住宅問題に関して同総裁は、州や米連邦住宅局(FHA)の保証制度があ まり利用されていないと指摘したうえで、銀行にこれを活用することでサブプ ライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの借り換えを支援するよう求めた。

同総裁は変動金利(ARM)型ローンについて、「根本的には、問題とな る金利リセット(見直し)の前に借り換えを奨励したい」と述べた。

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