米フィデリティとゴールドマン:インドの商取への出資率、維持の公算

米投資信託運用会社フィデリティ・インタ ーナショナルと米証券会社ゴールドマン・サックス・グループは今週、インド の商品取引所への出資比率を今後も維持することで政府から承認を得る可能性 が高い。

インドのナート商工相は2日のインタビューで、政府が商品取引所や製油 事業などで、海外からの投資比率の上限引き上げを検討すると言明。ゴールド マンとフィデリティのインドの取引所への出資率はいずれも5%以上と、株式 市場における外資の出資制限を上回っている。同相は「一部の部門で上限を緩 和する方針だ」と述べた。

規制が緩和されれば、ゴールドマンは世界最大の金消費国で、世界2位の 小麦や砂糖、コメの生産国であるインドで、商品取引拡大の恩恵を受けること が可能となる。インドでは、国内農家を国際相場の変動から守るため、海外投 資家に商品先物の直接売買を禁じている。

海外投資家のインド商品取引所の株式取得には当局の承認が必要。同国の 商品取引所は香辛料から砂糖や大豆など幅広い商品群を取り扱っている。ゴー ルドマンは昨年、インド国立商品デリバティブ取引所(NCDEX)の株式7% を取得。フィデリティはインド最大の商品取引所、マルチ商品取引所(MCX) の株式9%を買い取った。

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