ポールソン米財務長官がサブプライムローン対策に言及へ-3日講演

ポールソン米財務長官は3日、サブプライ ムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)の借り手が自宅を失うのを防ぐこ とを目的とした当局の対策に言及する見込みだ。ブッシュ政権で米経済が2度 目のリセッション(景気後退)に陥ることを阻止したい考えだ。

同長官はワシントンでの住宅関連会議で現地時間午前10時半(日本時間4 日午前零時半)に講演する。財務省は一部住宅ローンの変動金利を一時的に固 定する方向で金融機関と協議している。

ポールソン長官やバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、住 宅値下がりが、6年間に及ぶ米景気拡大をけん引してきた個人消費を落ち込ま せかねないと懸念している。

ストラテガス・リサーチ・パートナーズの調査責任者(ワシントン在勤)、 ダニエル・クリフトン氏は「米当局は窮地に陥っており、事態の進展に追いつ こうと躍起だ。FRB議長とポールソン長官の当初の見通しは、この問題は小 さく、波及することはないというものだった」と指摘した。

メリルリンチの北米担当エコノミスト、デービッド・ローゼンバーグ氏ら 一部の市場関係者は米経済が来年リセッション入りすると見込んでいる。全米 経済研究所(NBER)によれば、前回の米リッセッションは2001年3-11 月。任期中に複数のリセッションを経験した大統領は1953-61年のアイゼンハ ワー大統領が最後だ。

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