クロズナーFRB理事:サブプライム問題で金融業界に一層の努力要請

クロズナー米連邦準備制度理事会(FRB) 理事は30日、フィラデルフィア連銀のフォーラムで講演し、金融業界に対し、 住宅ローンのデフォルト(債務不履行)や住宅差し押さえの危機にひんしてい る人たちのローンを修正するための努力に「これまで以上に」強く取り組むよ う要請した。

同理事は「住宅ローンの配慮ある修正計画への協調的かつ創造的な努力を 今以上に探ることは、金融業にとって必要なことだろう」との考えを示した。

質疑応答で同理事は「この問題に取り組むにはスピードが必要だ。なるべ く多くの住宅保有者を守るよう、時宜を得た行動が必要だ」と語った。

同理事はまた、住宅差し押さえを食い止めるための修正の細部が策定され なければ「サブプライム住宅ローンを裏付けとした証券市場の価格発見や流動 性の回復を困難にしてしまう恐れがある」と指摘。「体系的なアプローチはサ ブプライム住宅ローンを裏付けとした債券などの市場の不透明感を幾分か取り 除き、流動性の回復などに貢献する可能性が高い」と述べた。

同理事は、金融政策や経済問題については言及しなかった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE