オハラ株が4日続伸、ガラス基板材の数量増を期待-GS証が格上げ

光学ガラスメーカー、オハラの株価が前日 比147円(8.3%)高の1926円と4日続伸。光学製品向けガラス事業での苦戦 によって減益基調を余儀なくされているが、今後、ハードディスクドライブ(H DD)向けガラス基板材の数量が伸びていけば、業績は回復に向かうとの見方 が広がった。ゴールドマンサックス(GS)証券が投資判断を引き上げたこと も投資家の買い安心感につながった。

GS証は29日に投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。担当の播 俊也アナリストは30日付の投資家向けのメモで、HDDガラス基板材や液晶露 光装置用特殊ガラスの数量増に牽引され、第4四半期(8-10月)業績は前年 同期と同水準まで戻したとみている。播氏は、12月20日に会社側が開く決算説 明会で、「経営陣がガラス事業について比較的前向きなコメントをする」と予 想。今期(08年10月期)の上期は回復に向かい、「それを織り込むかたちで株 価上昇が期待できよう」と指摘した。

過去3カ月の株価推移をみると、10月9日に2240円を付けた後、11月27 日に1579円と年初来安値を更新した。播氏は、ファンダメンタルズに特段の変 化がない中での株価下落と指摘。PER(株価収益率)が9倍台など「株価バ リュエーションは歴史的低位にあり、売られすぎの感は否めない」と言う。

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