10月の独小売売上高指数:前月比3.3%低下-約1年ぶり大幅低下

ドイツ連邦統計庁(FSO)が30日発 表した10月の小売売上高指数(インフレ・季節調整済み)は前月比3.3%低下 と、2007年1月以来で約1年ぶりの大幅低下となった。同国の景気の勢いが落 ちている兆候が増えた形だ。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト22人の予想中央値で は、前月比0.4%低下が見込まれていた。9月は1.2%上昇(改定)だった。

過去最高値水準に上昇している原油価格の影響で、ドイツの消費者の購買 力は低下しており、支出を抑制しつつある。ただ依然として、失業率は約14年 ぶりの低水準にあり、個人需要の鈍化は限定的とみられる。

コメルツ銀行のエコノミスト、マシアス・ルビシュ氏(フランクフルト在 勤)は、「消費者は今後の値上がりを気にしており、支出に対し一層慎重になっ てきている」と指摘し、「購買力は確かに低下している」と述べた。

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