米財務長官、差し押さえ対策協議-サブプライムローン金利固定も1案

ポールソン米財務長官は、米国の住宅ロー ン担保物件差し押さえ急増に歯止めをかける対策を銀行と協議している。米国 のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの変動金利を一時的に固 定化する案も挙がっているという。ポールソン長官が29日に主催した会議に詳 しい複数の関係者が語った。

12月3日に住宅関連会議で講演するポールソン長官は、11月29日ワシン トンで、連邦規制当局と銀行の代表者、ロビイストらと1時間の会合を持った。 関係者の1人が匿名を条件に述べたところによると、銀行ではウェルズ・ファ ーゴとワシントン・ミューチュアルが参加していた。

米大統領経済諮問委員会(CEA)は29日、2008年の米成長率予想を下方 修正した。8月以来金融市場を揺るがしている住宅不況の悪化を予想に反映し た。

29日の会議には米連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁と米通貨監 督庁(OCC)長官、米貯蓄金融機関監督局の局長が参加した。投資家やトレ ーダー、引受業者、会計事務所などのロビイ団体であるアメリカン・セキュリ タイゼーション・フォーラム(ASF)の代表も参加した。

ベアー総裁はサブプライムローンの借り手で金利切り替えに対応できない 住宅保有者を対象に、金利を少なくとも5年間固定する案を示した。一方で、 金利固定は3年間が好ましいとの意見もある。

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