11月のドイツ失業率:8.6%に低下-失業者数は前月比で5.3万人減

ドイツ連邦雇用庁(FLO)が29日発表 した11月の雇用統計によると、失業率(季節調整済み)は8.6%と、1993年4 月以来の低水準となった。企業が受注に対応するため、雇用を増やしたことが背 景。前月は8.7%だった。

失業者数(季節調整済み)は前月比5万3000人減となり、減少数はブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト36人の調査中央値(3万人)を上 回った。

企業は、過去最高水準にある原油価格やユーロが対ドルで上昇するなか、国 内景気が減速の兆候を表しているにもかかわらず、受注に対応するため、あらた に従業員を必要としている。エコノミストらは、雇用ペースが緩やかならば、景 気は来年、雇用を支えられるだけの力強さを見せると予想している。

グローバル・インサイトのエコノミスト、ティモ・クライン氏はインタビュ ーで、「ここ数カ月見られている失業率低下のペースは続かないだろう。いくら か鈍化するとみている」と述べた上で、失業率の低下により個人消費が拡大する ため、「経済にとっては決定的な下支え要因」になりつつあるとの見解を示した。

ユーロは対ドルで年初来12%余り上昇しており、23日には1ユーロ=

1.4967ドルを付け最高値を更新した。29日の外国為替相場では1ユーロ=

1.4754ドル。原油相場は、21日に1バレル=99.29ドルと最高値を更新した。

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