2008年は「アジア買い・米国売り」が最高の取引-米ゴールドマン

米ゴールドマン・サックスは、マレーシア とシンガポール、台湾の通貨バスケットに対してドルを売るのが2008年の最高 の取引だとの見方を示した。アジアの中央銀行が物価上昇圧力の抑制に向けて通 貨高の加速を容認するためだという。

ゴールドマンのニューヨーク在勤シニア通貨ストラテジスト、ジェンズ・ ノードビグ氏は、アジアの中央銀行が外為市場に介入するコストが高くなってい ることも、アジア通貨の先高観の背景にあると分析した。

ノードビグ氏は28日のインタビューで、「われわれはアジア通貨に強気 だ」と述べ、「中銀は、インフレ抑制のために通貨高の加速を容認する必要があ る。米金利の低下に伴い、現地通貨を売ってドル資産を保有するコストが高くな っている」と指摘した。また、マレーシアとシンガポール、台湾の通貨は今後1 年で米ドルに対して約5-10%それぞれ上昇する見通しだとした。

マレーシア・リンギットは年初来で米ドルに対し4.9%、シンガポール・ド ルは同6.3%、台湾ドルは同0.8%、それぞれ上昇している。

ゴールドマンはまた、英景気減速を受けた同国中銀の利下げ観測を理由に、 来年のポンド売り・円買いも推奨した。

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