米カントリーワイドの担保は基準に適合-FHLBが議員に返答

アトランタの米連邦住宅貸付銀行(FHL B)は28日、メンバーの金融機関が差し入れている担保はすべて、基準を満た していると表明した。チャールズ・シューマー米上院議員(民主、ニューヨー ク州)が26日、住宅金融大手のカントリーワイド・ファイナンシャル向けの融 資について担保の評価見直しを求めたことに対応した。

アトランタFHLBのリチャード・ドーフマン総裁は28日付の届け出に添 付された書簡で、「メンバーはすべて、融資に十分な担保を差し入れている」と 述べている。「アトランタFHLBはすべてのメンバーに対する融資について明 確で一貫した方針を持っている。メンバーすべてに対し、妥協を許すことなく 同じ基準を適用している」と説明した。

シューマー議員は、カントリーワイドが保有する住宅ローン債権の一部の 「急激な質の劣化」を考えると、アトランタFHLBによる同社への融資の規 模に懸念を感じると述べていた。

カントリーワイドは米住宅不況のなかで、25年で初の赤字に転落。資金繰 り難に見舞われている。

ドーフマン総裁は、アトランタFHLBも他の11のFHLBもメンバーへ の融資で焦げ付きを経験したことは75年の歴史で一度もないと指摘。「信用市 場の混乱はメンバーの金融機関やその顧客に影響を与え続けているが、アトラ ンタFHLBは低コストの資金や関連商品を健全かつ慎重な姿勢で提供してい る」との見解を示した。同総裁によると、アトランタFHLBの融資残高は9 月30日時点で1390億ドル(約15兆2800億円)と、2006年末の380億ドルか ら増えていた。

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