【注目株】全日空、キヤノン、板硝子、任天堂、ソフバンク、海運(2

29日の材料銘柄は以下の通り。

全日本空輸(9202)、東日本旅客鉄道(JR東日本・9020):カード事業や 旅行商品開発などで包括提携することで合意したと29日付の日本経済新聞が報 じた。両社のサービスを一体化したクレジットカードの発行や、旅客機と鉄道を 組み合わせた旅行商品などを共同開発するという。

ガラス関連株:欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は28日、 建設用板ガラスの価格カルテルがあったとして、日本板硝子の英子会社ピルキン トンや旭硝子など4社に対し、合計4億8700万ユーロ(約790億円)の制裁金 の支払いを命じた。制裁金の内訳はピルキントンが1億4000万ユーロ、旭硝子 が6500万ユーロ。

キヤノン(7751):29日付の日本経済新聞によると、キヤノンは09年まで に大分県内に計1400億円を投じ、プリンターや複写機に使う交換用トナーカー トリッジの国内生産能力を増強する。09年9月に同県日田市に800億円で新工 場を建設、大分市にある既存工場にも600億円を追加投資するという。

任天堂(7974):据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」のインターネッ ト接続拡充に向け、国内通信最大手NTTと提携すると発表した。電話相談セン ターの開設や、NTTの光ファイバーの新規契約者に対するWiiのネット接続 設定支援サービスを29日から開始する。

ソフトバンク(9984):出資する中国最大のインターネット関連持ち株会社 アリババグループ傘下のアリババ・ドット・コム上場に伴い、第3四半期(10- 12月)連結決算に計上する持分法による投資利益が約550億円になる見込みだ と発表した。

ニチアス(5393):08年3月期の連結純損益予想を下方修正し、前回予想 の91億円の黒字から115億円の赤字に転落すると発表した。前期実績は76億円 の黒字。主力商品である住宅用軒裏天井と耐火間仕切壁の一部製品の認定不正取 得が発覚したことに伴う改修工事費用などの特別損失計上や受注減少が響く。

海運株:日本の外航海運会社など108社で組織する日本船主協会(JSA) は、トン数標準税制(トン数税制)の来年度導入を目指し、年末の与党税制改正 大綱に向けて政官界へ働き掛けを強めていく考えだ。前川弘幸会長(川崎汽船社 長)は28日の定例会見で、トン数税制を恒久措置とするなど業界が希望する条 件での実現にあらためて意欲を示した。

NTTドコモ(9437):カナダの携帯情報端末大手、リサーチ・イン・モーシ ョン社製のキーボード付き高機能携帯電話「ブラックベリー」のネットワークサ ービス月額使用料を12月1日から約4割値下げすると発表した。

日本ミクロコーティング(5381):08年3月期の連結純損益が9億4100万円 の赤字になりそうだと発表した。従来は2億5500万円の黒字を見込んでいた。 主力製品であるテクスチャー用ポリッシングリキッド(液体研磨剤)の売り上げ が振るわないうえ、研磨加工時に使用されるポリッシングパッドも低迷している ため。配当予想は前期と比べ4円少ない5円に変更した。

キリンホールディングス(2503):子会社のキリンビバレッジと即席めんの エースコックは、清涼飲料を製造・販売する共同出資会社をベトナムに設立する。 清涼飲料事業でアジア・オセアニアを重視しているキリンビバとベトナムに拠点 を持ち清涼飲料への進出を検討していたエースコックの方針が一致した。

三洋電機(6764):総合スーパー国内最大手のイオン(8267)と白物家電な どを共同開発する。来春から全国約500店でイオンのプライベートブランド(P B、独自企画商品)「トップバリュ」として販売する。

ベスト電器(8175):パソコン世界2位のデルとパソコン販売で提携する。 ベスト電器は12月初旬から全国のパソコン取扱店舗20店で、3製品をオリジナ ルパッケージとして販売開始する。国内でのデルのパソコンの店頭販売はビック カメラ(ソフマップ含む)に続き2社目となる。

白洋舎(9731):昨年の暖冬の影響や集配車両設備運営費など経費が増加した ため、第3四半期(1-9月)の連結純損失は6800万円の赤字(前年同期5億 6600万円の黒字)となった。07年12月期(通期)連結純利益は前期比56%減 の3億円と従来予想を据え置いた。

インボイス(9448):子会社のダイナシティ(8901)のソリューション事業で 収益性の高い案件が上期に前倒しで計上できたことなどを受け、9月中間期の連 結営業損益は12億5500万円の黒字に転換した。従来予想は7億4000万円だっ た。通期予想の90億円黒字は据え置いた。前期は20億6200万円の赤字だった。

ディーワンダーランド(9611):07年9月期の連結営業利益は前の期比2.3 倍の17億4400万円。質屋業を行う大黒屋が名古屋で旗艦店をオープンさせるな ど積極的な出店が奏功した。ただ、純利益はITソリューション事業で大型シス テム開発案件が中止となって特別損失が発生したため、同16%減の5億300万 円となった。

トーホー(8142):ディストリビューター事業の利益が改善したことで、第 3四半期(2-10月)の連結営業利益は前年同期比13%増の16億400万円。純 利益は7億100万円。前年同期は減損損失10億2000万円を特別損失に計上した ため、200万円にとどまっていた。

ワコールホールディングス(3591):400万株、60億円上限とする自己株取得 を決議。発行済株式総数に対する割合は2.78%。

トランスコスモス(9715):80万株、10億円を上限とする自己株の取得を決 議した。

エフェクター細胞研究所(4567):第三者割当による新株・新株予約権発行 により、12億円調達を行なうと発表した。調達した資金は研究開発費のほか、 人件費などの事業運営費に充てる予定。

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