10月米中古住宅販売8年ぶり低水準か、耐久財受注も減少へ-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関70社を対象に実施した調査によれば、28日に発表される10月の米中古住宅 販売件数は前月比0.8%減の年率500万戸(予想中央値)と、1999年に統計を取 り始めて以来で最低になったと予想される。9月は504万戸だった。

サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン焦げ付きの影響で融資基 準が引き締められていることに加え、住宅価格が今後も低下しそうなことから、 購入希望者は二の足を踏んでいる。住宅差し押さえは売れ残り住宅の増加につな がり、住宅価格を圧迫している。これを背景に消費の抑制リスクが高まっており、 企業の慎重な投資姿勢と相まって、経済成長を減速させそうだ。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グアティエリ 氏は「住宅調整のトンネルの先に、あまり光は見えない」と指摘。「まず個人消 費に影響が及ぶだろう。企業景況感が低下していることを考えると、今後数カ月 は企業支出も手控えられそうだ」と述べた。

中古住宅販売件数は、全米不動産業者協会(NAR)が午前10時(ワシン トン時間、以下同じ)に発表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは470万 -520万戸。

商務省が午前8時半に発表する10月の製造業耐久財受注は、不動産セクタ ーの鈍化が製造業を圧迫している状況を示しそうだ。受注額は76社の予想中央 値では、前月比0.1%減少と見込まれている。9月は1.7%減少だった。

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