中国株(終了):CSI300指数、3カ月ぶり安値-万科企業安い

28日の中国株式相場は3日続落。CSI 300指数は3カ月ぶり安値となった。最高値を更新した10月16日の終値からは 20%余り下げている。中国民生銀行と万科企業を中心に銀行株と不動産株が安い。 中国国営の中央テレビ局(中央電視台)が、同国政府は固定資産投資の伸びを抑 制する措置を講じると報じたことが嫌気された。

宝山鋼鉄と鞍鋼(アンガン・スチール)も値を下げた。政府のこうした措置 によって需要が抑えられるとの懸念が強まったうえ、米国と欧州連合(EU)の 当局者が中国製鉄鋼への報復関税を検討していると述べたことが材料視された。

HSBC晋信基金管理の投資マネジャー、閻冀氏(上海在勤)は、「政府が 今後も引き締め策の導入を続けた場合、銀行と不動産会社のマイナスになること は確かだ」と指摘。「製鉄会社の先行きは非常に不透明だ。国内供給が過剰とな っているなどファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)の問題に加え、反ダン ピング措置が取られる可能性があるからだ」と説明した。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は前日比62.40ポイント(1.3%)安の4648.75と、8月17日以来の安 値で終了。

上海証取のA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は前日比

1.2%安の4803.39、深セン証取のA・B両株に連動の深セン総合指数は1.6%安 の1219.98。

民生銀(600016 CH)は0.42元(2.8%)安の14.79元。中国最大の上場不 動産会社、万科企業(000002 CH)は0.24元(0.8%)安の29.96元。中国最大 の鉄鋼メーカー、宝山鋼鉄(600019 CH)は0.40元(2.7%)安の14.64元。同 2位の鞍鋼(000898 CH)は0.96元(3.7%)安の25.01元。

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