11月の独Ifo景況感指数、104.2に上昇-予想外の前月比プラス

ドイツのIfo経済研究所が27日発表し た11月の企業景況感指数(2000年=100)は104.2と、前月から予想外の上昇 となった。国内企業が原油高騰とユーロ高に対応していることを示す数字となっ た。前月は103.9だった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト41人の調査中央値では

103.3への低下が見込まれていた。

失業率の低下が個人消費を押し上げたうえ、ユーロが対ドルで最高値を更新 し輸出競争力が弱まるなか企業が投資を拡大させたことにより、2007年7-9 月(第3四半期)の同国経済成長は加速した。同統計発表後、ユーロは対ドルで、 1ユーロ=1.4845ドルと、発表前の1.4824ドルから上昇した。ドイツの欧州経 済研究センター(ZEW)が先に発表した11月の景況感指数は約15年ぶりの低 水準だった。

HSBCセキュリティーズのエコノミスト、アストリッド・シロ氏は、If o統計発表前に、「企業景況感指数がこれほどの高水準を長く維持できるのは驚 くべきことだ」と指摘。ただ「われわれは10-12月期には成長の勢いが弱まる とみている。ピークを過ぎたことは明らかだ」と述べた。

11月の現状指数は110.4と、10月の109.6から上昇したものの、期待指数 は98.3と、前月の98.6を下回った。

ドイツの全国銀行協会(BDB)は21日、来年の同国経済成長率を約2% と、今年の2.5%程度から低下する見通しを示した。

7-9月期の国内総生産(GDP)は前四半期比0.7%増となった。4-6 月期は同0.3%増だった。7-9月期のユーロ圏GDPも0.7%増と、エコノミ スト予想を上回った。

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