東証シティ株は午後に上昇転換、アブダビ投資庁に株式売却-午前安値

東京証券取引所1部に上場する米銀最大 手のシティグループの株価が、午後に入って買い気配となり、寄り付き後は一 時30円(0.8%)高の3630円まで上昇転換する場面が見られた。東京市場の 昼休み時間中に、米シティが75億ドル(約8100億円)相当の株式ユニットを アブダビ投資庁(ADIA)に売却することで合意した、と発表したことを受 けた。午前の取引では一時350円(9.7%)安の3250円と、11月5日の上場以 来の安値を更新している。

米シティがADIAに売却する株式ユニットは、シティの普通株に転換さ れる。またADIAは、シティの普通株の保有が4.9%を超えないことで合意 したという。ADIAはアラブ首長国連邦(UAE)を構成するアブダビ首長 国の政府系投資ファンド。

ちばぎんアセットマネジメントの大越秀行運用部長は、「中東系が米銀に 関心を持っていたが、シンボリックとも言える米シティで具体的な話が進んだ。 米国の金融システムが新しい展開を迎えた」との認識を示した。

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