NY原油時間外:一時1.1%安の96.64ドル-OPEC増産の観測

ニューヨーク原油先物相場は、27日の時 外取引で下落している。米株式相場の下落を受け、石油輸出国機構(OPEC) が原油価格の抑制と世界の需要押し上げを狙い増産するとの観測が強まった。

26日の米株式市場で、S&P500種株価指数は14週間ぶりの安値に下落。 世界最大の石油消費国である米国で、消費者が消費支出を削減するとの兆候が 示された。OPEC加盟国で最大生産国のサウジアラビアは日量900万バレル 以上の原油を生産している。米経済専門局CNBCが同国の石油鉱物資源相の 発言を基に報じた。

アルタベスト・ワールドワイド・トレーディングの商品ブローカー、トム・ ハートマン氏は、「人々は景気が減速することを懸念している」と指摘。OPE Cは「成長について懸念しているはずだ。OPECが米国株の動向を注視して いるとすれば、それが要因に違いない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2008年1月限は27日 の時間外取引で、最大で前日比1.06ドル(1.1%)安の1バレル=96.64ド ルまで下落した。シンガポール時間午前9時34分(日本時間同10時34分) 現在は同96.69ドル。

26日は前週末比0.48ドル(0.5%)安の1バレル=97.70ドルで終了。 一時は同99.11ドルまで上昇した。21日には同99.29ドルと1983年に取引 を開始して以来の最高値に達していた。

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