英豪系リオ・ティント:最大300億ドルの資産売却も-30%増配(2)

世界3位の鉱山会社、英・オーストラリ ア系のリオ・ティントは26日、今年の配当を30%増やすとともに、最大で 300億ドル(約3兆2000億円)規模の資産売却を行う可能性があることを明 らかにした。同社は、同業最大手、豪BHPビリトンからの敵対的買収を防御 しようとしている。

トム・アルバネーゼ最高経営責任者(CEO)は電話会議で、「リオ・テ ィントの価値はまだ市場で十分反映されておらず、これを是正する必要があ る」と述べた。

BHPによる1280億ドル規模の株式交換方式の買収提案を安過ぎるとし てリオが拒否したことから、一段の買収合戦の観測が強まっている。26日付 の中国紙、中国経営報は、資産規模2000億ドル相当の中国の政府系ファンド (SWF)、中国投資公司がリオに対する買収提案を計画していると報じた。 リオは製鉄に用いられる鉄鉱石の供給で世界2位。株価は今年に入り2倍に上 昇している。

26日のロンドン市場で、リオの株価終値は前週末比83ペンス (1.6%)安の5232ペンス。同日の豪州市場では、中国投資公司の買収提案 への思惑から7.5%高で終了した。BHP株はロンドン市場で、27ペンス (1.7%)安の1541ペンス。

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