米カントリーワイド株が急落、シューマー議員がFHLBに調査要求で

26日の米株式市場で、米住宅金融最大手 のカントリーワイド・ファイナンシャルの株価が前営業日比10%余り下落した。 チャールズ・シューマー米上院議員(民主、ニューヨーク州)が連邦住宅貸付 銀行(FHLB)制度に対し、カントリーワイド向け貸付金に関する調査を求 めたことが手掛かり。

シューマー議員は、カントリーワイドが融資した住宅ローンの一部で信用 の質が「急速に悪化した」ことを考慮すると、アトランタFHLBが同社に供 与した貸付金の規模は警戒を要すると指摘した。監督機関である連邦住宅金融 理事会(FHFB)のロナルド・ローゼンフェルド理事長にあてた書簡で明ら かにした。

シューマー議員は米証券取引委員会(SEC)への届出書の情報として、 アトランタFHLBのカントリーワイド向け貸付金は9月末時点で511億ドル (約5兆4900億円)と、貸付金残高の37%を占めると説明。その上で「こう した貸付金を確保する目的でカントリーワイドが約束したローンは、FHLB の安全性と健全性へのリスクとなるかもしれない」と論じている。

カントリーワイドの株価は前週末比1.01ドル(10%)安の8.64ドルで 終了。年初来騰落率はマイナス80%に達している。

シューマー議員はここ数カ月、カントリーワイドの融資慣行を繰り返し批 判している。8月には記者会見で、同社は高コストのローンを勧めたブローカ ーに比較的高い手数料を支払うのをやめるべきだと指摘している。

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